スマホで少年非行が増加!?結局インターネットは有害!?

秘密結社コバンドーXのチェケラッチョな話vol.2

スマホで少年非行が増加!?結局インターネットは有害!?

秘密結社コバンドーXのチェケラッチョな話
です。
古林略してコバです(以下コバ)。近藤略してDOです(以下DO )。
子どもプログラミング教室ITeens Lab.
を運営していてこの番組ではいろいろなことを発信しています。



~とあるニュース記事を見て~
コバ:今回はDOがニュース記事を持ってきました。
DO:N◯KニュースWEBの記事で「少年非行、スマホ普及が問題」という記事がありました。
内閣府が世論調査を行った結果、いろんな情報が簡単に手に入れられるようになったため”少年非行につながっている”、と思う人が約70%、そして最近少年非行が増加していると思う、と答えた人は約78%にもなったそうです。
コバ:つまり街ゆく人々は少年犯罪が増えてる、と感じていてスマホによる影響が大きいんじゃないかと思っている、ということね。
DO:そうですね。
コバ:なんで?笑
DO:こうやって世論調査での回答でもニュースが「少年非行、スマホ普及が問題」って見出しで言っちゃうとこれを見た人は、「あ、そうなんだ。スマホで少年非行増えてるんだ。怖いね~。」ってなんとなく思っちゃうんですよね。そしてこういうのがイメージとして刷り込まれてるからアンケートとかで回答する時にスマホ原因だ、とか少年非行は増えてる気がする、って答えちゃうんですよね。嘘から出た真みたいな(笑)。
コバ:これ全部“思ってる”だよね。


DO:噂みたいなもんですよね。「~らしいよ、」っていう話がどんどん「そういう事実」みたいになっていっちゃう。ソースはどこなの?っていうことがけっこうある。ニュースが言ってると多くの人はそうなんだ!ってなっちゃう。
タイトルだけ見ると全然印象が違って記事の内容でどんな統計と取り方をしてるか、といった部分を気にしない人は多いですよね。この記事に関して言えば少年非行の検挙数のような具体的なデータは何も入ってないのにあたかも事実のように記事化してる。
コバ:少年非行をした子どもの親にその原因は何でしょうか、と聞いたわけでもなく全然関係無い人にイメージを聞いただけやもんね。
DO:関係無い人達が世の中を想像して答えてるだけですからね。ニュースによって世の中のイメージってのは操作されてしまうので。
統計学に関して言えば民意を正確に反映するための有効回答数とかがあってこのアンケートで正確に事実と言えるか、っていう考え方もある。ニュースなんかの街頭アンケートではもちろんそこまでの回答数は無いので有効とは言えないですよね。統計をとってるから正しいわけじゃなくてその辺の細かいデータまで見抜かなくちゃいけないですよね。
コバ:統計ではその内容でその結論が導き出せるのか、っていう考察が本当は必要なんですよ。
DO:論文なんかではこんな軽くはやっちゃダメですからね。
こういうのを見て子どもにスマホを持たせるのが怖いって思う親もけっこういると思うんですがそこはちょっとゆっくり考えてみて欲しいですね。こういった記事に惑わされずに。結局は子どもがちゃんと上手く使えるかどうかの問題ですし。スマホから流れてくる情報に関して親子で話が出来る状態を作る方が大事。
コバ:エロサイトや暴力的なサイトを見たら非行に走るって論拠もまったく無い。
DO:逆に言えばそういうのを見なかった方が最終的に非行に走る可能性だってあるし(笑)
コバ:最後の文章が「これについて警察庁の担当者は有害なサイトへの接続を制限するフィルタリング機能の活用を保護者に説明する機会を増やしていきたい、と答えている。」ってなってるけどこんなの6年くらい前から言ってるし昨日はデフォルトでONになってるし。
DO:まぁ警察庁の担当って言ってもただの広報の人かもしれないですし(笑)専門家の意見っていうわけでも無いですよね(笑) ニュース側がこういう結論を持ってきてコメントくれって言ったらこういう対応になるだろうし。この結論と違うコメントをしたとしたらこの記事にそのコメントは載らないでしょうし。基本的に結論ありきですよね。
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~スマホが怖いと思うことについて~
DO:親もわかってないから何となく怖いんだと思うんですよ。ネット上でどれくらいのことが起きたらヤバいラインなのか、っていうような空気感をまず親が分かってない。スマホを触ってる子どもからしたらその辺の空気感もある程度わかるからそこまで怖くなかったりする。
コバ:このN◯Kの記事が有害だからインターネットは有害だね。(笑)
DO:インターネットから正しく情報を取れれば問題無いってことですね。
コバ:こうやって子どもたちにスマホを使わせるのが怖いって言うけど実際問題これからスマホ無しで生きていけ、って言う方が怖いよね。じゃあどうするのかっていうと「使わせない」、じゃなくてこういった情報の見分け方を身につけさせていくのが一番大事なこと。
DO:親もちゃんとネットのことが分かっていれば大丈夫。例えば自転車なんかだったら親は自転車に乗れてその便利さや危険さも把握してるから子どもが乗るのは危ない、っていって禁止したりはしないわけですよ。何をしたら危なくてどう使えばイイか分かってるから。
コバ:まぁ子どものITについて考える時に保護者のリテラシーを先に向上しないといけないっていう問題もあるよね。
DO:僕はこういった問題に対して親が一方的に禁止してしまうのではなくて、一緒に話し合える関係づくりが重要かなと思いますね。
コバ:ニュース出す側ももっと気をつけて欲しいよね。数字が取れるからって適当なことを言ってちゃメディアはダメよ。基本的に子どもって大人の言うことはいつでも正しいと思っちゃうもん。テレビで言ってることも。それを踏まえて考えると正しいと言えない記事を出すメディアは社会悪ですよ。受け取る側のリテラシー次第、ってのはメディア側は言っちゃダメ。
DO:ニュースだとか新聞だとかが週刊誌みたいになってる。
スマホで何かあったら怖いから、といって使わないっていう選択肢にもリスクがある。それによって社会のIT化が進まずに他国に競争力で負けてしまう可能性もある。アメリカなんかでは幼稚園から一人一台のパソコンを使って学習しているところもある。そういう時代が来てるのに。
コバ:これからスマホを使わないっていう選択肢が実際問題あるのかっていうね。
DO:メリットとデメリットをしっかり照らし合わせた上での建設的な議論ならイイんですけどね。感情論は良く無い。

メディアから情報をどう取るかというお話でした。これからの時代にメディアリテラシーは非常に重要になってくるものですから意識するようにしましょう。


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